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水月博士 商品

水月博士 不純 (Feelコミックス)

主人公の桜が非常にいいキャラです。友達になりたい。美人なのに男運が悪くて中身はおっさん…ありがちな設定ですがこの作家さんが書くとなぜかお洒落に。シリアスと笑いの切り替えも絶妙です。となりに住んでる桜の教え子、士郎くん(中学生)も素敵です。クールかつシャイ(なのか…)。自分ちの隣に居たら超可愛がるのに。士郎くんの一途な想いが届くように見守りたいです。 また、この作者さん!一部では違うペンネームでマンガを書かれていると言われてます。昔の作品は胸が抉られるような作品ばかりでしたが、未だ保存してある。かなり好きだった…。つい手書き文字を比べたりしました。 真偽はわかりませんが、別人でもこの作品はおもしろかった。 不純 (Feelコミックス) 関連情報

水月博士 高学歴ワーキングプア 「フリーター生産工場」としての大学院 (光文社新書)

ニートやワーキング・プアといった問題は、「本人の努力が足りない」みたいに、とかく本人の責任に帰属されがちなように思われる。
しかし実際のところ、時代背景や社会制度の影響はとんでもなく大きいと思うわけだ。
大学に入り、そこからさらに勉強を重ね院に進学し、遂には博士号をゲットしたとしても、
待ち受けているのは就職難とそれに伴うワーキング・プアとしての人生。
本人の努力が足りなかったのか?
いやいや、努力は人一倍続けていたのだ。それでもこの現実。
普段はあまり知る機会のない「博士」の実情は、思っていたよりも深刻なものだった。
著者は研究員として働いているようだが、その状況で自らの業界を批判するのは勇気のいることだろう。
それだけでも価値があることだ。

一方で、著者が「環境」の影響を重視している点については賛否が分かれるところだろう。
大学院生ともなれば、年齢的には充分すぎるほどの「大人」であるのは間違いない。
自分の意思と判断で行動が可能となる代わりに、その責を負うのも自分自身である。
だから、「本人の努力が足りない」という主張はそれなりに、直観的には理解が出来るのだ。
しかしながら「本人の努力」に全てを帰属させることで、何が解決するのかという点において疑問がある。
「で、目の前の困っている人をどうすんの?」という問題は残り続ける。
著者の主張はむしろ、偏りがちな「自己責任」に対抗するための、「環境」という視座を
提示していると見ることが出来るのではなかろうかと思った。

努力も環境もバランスが大切なのはもちろんなのだけど。
現役院生や、進学希望者は必読。読んで知ること自体に意義がある書籍でしょう。 高学歴ワーキングプア 「フリーター生産工場」としての大学院 (光文社新書) 関連情報

水月博士 ばく (Wings comics)

自分の異能に気づきながらも「人間」の武士くんは、自分のせいで気の狂った母親の刃を受ける。
母親のドアをたたく音を聞きながら、ねこまたくんと雪女の冬子の訪問を受けた武士くん。
失った意識の向こうから、懐かしい声を聞く。

獏であった記憶をたどりながら、誓った約束を思い出す。

猥雑な日常のなかに、ふと降りる誰一人動くことない静寂に

いつのまにかのまれてしまって、読み進めていくほどに、
妖艶なアノ目がやさしくてやさしくて たまらなくなってしまいました。

  ばく (Wings comics) 関連情報

水月博士 ホームレス博士 派遣村・ブラック企業化する大学院 (光文社新書)

博士に職がない問題に関しては、個人の資質・能力・動機の問題と、政策や大学人事の問題とを切り離して論じる必要があると思う。本書は視点が個人からのもの(自分自身や周りから聞いた話)に偏り、客観的根拠を示さない憶測やベタな誇張表現ばかりが目立つ。個人的な愚痴レベルで政策や大学を批判したところで、結局のところ「大学院後期過程に進むと就職が厳しいことは自明だった」「自分で選んだ道なのだから」といった自己責任論に弱い。これまでそうであったように、政策・大学批判と個人の自己責任論とがごちゃまぜになった議論が繰り返されるだけだ。

個人の問題とは切り離して、なぜ日本社会の中で現行の大学院重点化政策がなじまないのか、事実に基づいて、俯瞰的、定量的に論じる必要があると思う。大学院重点化以前との比較や、大学院が社会の中で機能している欧米との比較も必要だろう。本書にはそういう視点が感じられないのが残念。

とはいえ、「ブラック企業化する大学院」とは一面の真実をついている部分もあるので、これから大学院進学を考える人が本書を読むことには意義があると思う。 ホームレス博士 派遣村・ブラック企業化する大学院 (光文社新書) 関連情報

水月博士 きみのとなり (KCデラックス)

絵がまだまだ荒削りだけれど、とても優しい話だなあと
思った。
霊が見えるがゆえに孤立している少年、四ツ谷と、人の心が
わかるがゆえに人を遠ざける少年、灰田仁。
2人の出会いが苦しむ霊を救い、悩む人間を救っていく。
ド派手な活躍があるわけではないけれど、優しすぎていつも
傷ついている2人が、その力が無駄ではなかったこと、誰かを
救えたことに気づいて行けるのがいい。

優しかった保健室の先生、何かを教えようとするピエロ、
切なくも優しい物語だと思った。
あと灰田仁はバスに轢かれて動じなさすぎ。
こういうメリハリがあるのもいい。
#5、186ページの灰田仁、心が読めるゆえの会心の一撃にニヤリ。
続編読みたいなぁ。 きみのとなり (KCデラックス) 関連情報